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大学入学共通テスト2026|出題傾向から見る効果的な勉強法(理・社)2025/11/30
ー受験生がこの冬に伸ばすべきポイントー 共通テストまで、いよいよ残り2か月半。 ここからは「本番の形式に合わせて得点につなげる学習」を意識し、演習量と内容の精度を高めていく段階です。 焦りや不安を感じやすい時期ですが、出題傾向を知り、学習の方向を定めることで、実力はまだまだ大きく伸びます。 理科・社会のどの科目も「情報処理力」が共通のキーワードです。 与えられた資料やデータから関係を見抜き、根拠をもって答える力を磨きましょう。 ________________________________________ 理科:実験・観察の意図を読み、筋道を立てて考える 共通テストの理科は、 単なる暗記ではなく、 ●物理 ●化学 ●生物 ●地学 ________________________________________ 社会:資料と因果の関係をつかむ 社会では、知識を「なぜそうなるのか」という理由と結びつけて覚えることが重要です。 資料・統計・グラフを素早く読み取り、因果の筋道をもとに判断する力が試されます。 ●地理 ●日本史・世界史 ●公民(公共、倫理、政治・経済) ________________________________________ 残り2か月半をどう過ごすか これからの期間で大切なのは、「新しい知識を増やす」よりも、これまでの学習を定着させることです。
各科目の教科書・問題集を見直しながら、よく出る図表や資料をA4にまとめた「図図鑑・統計カード」を作成。 1日15分でもいいので“思い出す練習”を声に出して行いましょう。 〇 〜1月上旬:時間感覚と弱点補強 共通テスト形式の問題を週1回、本番時間の8割で演習します。 間違えた問題は「なぜ間違えたか」を3語で書き出し、翌日にもう一度解く。これを習慣化できれば、精度が一気に上がります。 〇 試験直前1週間:仕上げと再現練習 理科は計算3問、社会は資料問題2題を朝の15分で。 迷った選択肢は「なぜ捨てたのか」を言葉にし、判断基準を明確にしておくと本番でぶれません。 ________________________________________ よくあるつまずきと対策 ●資料を読むのに時間がかかる → 先に設問を読んで“探す視点”を決めてから資料へ。 ________________________________________ おわりに 理科は“手順の再現性”、社会は“因果の整理力”。 どちらも、知識を「知っている」で終わらせず、「時間内に活用できる状態」にすることが大切です。 残り2か月半。 1日1日の積み重ねが、必ず本番の自信につながる冬になりますように。
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