「777」の日に願いを込めて2025/07/07
令和7年7月7日 数字がきれいに並ぶ今日この日、今朝カレンダーを見て「おっ!」と感じた方も多いのではないでしょうか。 “トリプルセブン”の日がめぐってくるのは30年ぶりです。 そして今日は七夕です。数字のめぐり合わせも、物語の背景も、なんだか特別感があふれているように感じます。 七夕は、織姫と彦星の年に一度の再会の日として知られています。このロマンチックな物語のふたりには、実はモデルとなる“本物の星”が存在します。織姫はこと座の「ベガ」、彦星はわし座の「アルタイル」、どちらも夏の夜空に明るく輝く1等星です。この2つの星に、はくちょう座の「デネブ」を加えた3つの星を結んだのが、有名な「夏の大三角」です。夏の星空の代表格として、多くの人に親しまれている星の並びです。 ベガとアルタイルの間には、天の川が流れています。この川によって離れ離れになったふたりが、年に一度、7月7日に再会する――。そんな神話と、実際の天体との関係を知ると、夜空を見上げる楽しみがぐんと広がります。
しかし、私は思うのです。本当の「当たり」は、偶然ではなく、目の前のことにコツコツ取り組んできた人のもとに訪れるものだと。願いは書くだけでなく、それに向かって行動したときに本当の力を持つのだと。七夕に星に願いをかけるのは、奇跡を願うだけではなく、「自分自身のなかにある希望と向き合う時間」だからなのかもしれません。 どんな自分になりたいのか、どんな未来を描きたいのか――静かに問いかけることで、自分の軌道、つまり未来を見つめることにもなるでしょう。この「777」の日に、もう一度原点に立ち返って、子どもたちの願いを真ん中に据えて、日々のサポートを重ねていきたい。それが、私自身の七夕の願いです。 夜空にかがやくベガとアルタイルのように、それぞれの場所で光を放つ子どもたちの未来が、やがてしっかりとつながって、広く美しい「星座」になりますように――。
デネブの思い出、それはもう15年ぐらい前でしょうか。中学受験に向けて勉強していた生徒さんが、「僕がデネブを覚えようとして間違えて“デブね~”と言ったら、お母さんにめちゃくちゃ笑われたんですよ。」と笑いながら話してくれました。私も思わず吹き出し、その生徒さんとしばらく笑いが止まらなかったことを覚えています。彼は第一志望校に合格したときに、合格証書を持って報告に来てくれました。そのときに撮った写真を時々見返しています。あのときの笑い顔も忘れられませんが、そのときの笑顔も最高です。きっと今も輝いていることでしょう。
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