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過去問演習と復習で差がつく!得点アップにつながる3つのポイント

2025/11/13  

 

受験生の皆さんは、
過去問演習に励んでいる時期ですね。

過去問演習を通してして
「ぐっと伸びる人」もいれば、
「もう少し工夫すれば、さらに伸びる人」もいます。

その違いは
 “過去問の使い方とその後の復習の仕方”です。
過去問演習は、正しい使い方で取り組むほど
短期間で得点が伸びる、とても効果の高い学習 です。

今回は、
過去問演習で力を伸ばしていく人に共通して見られる
3つのポイントを挙げていきます。

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① “時間配分”を過去問で身につけている

試験本番で力を出し切るために
重要なことの一つが「時間配分」です。
過去問演習の段階で、
体に染み込ませることが大切です。

同じ問題でも、
「制限時間を測って解いたとき」と
「時間を気にせず解いたとき」では、
結果も手応えもまったく違います。

伸びる人は、
最初から必ず時間を測って過去問に取り組みます。
「まだ過去問は難しいから、まずは解説を読んでから…」
という気持ちも分かりますが、

制限時間内で挑戦することで、

〇解く順番の決め方
〇飛ばすべき問題の判断
〇各大問にかけられる時間の感覚

が、自然と身についていきます。
これは参考書や問題集だけでは養いにくい力です。過去問を使うからこそ、
本番と同じ“時間の重さ” を体験できるのです。

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② 間違えた問題を“分類”して解き直している

皆さん、
自分の「復習の質」を振り返ってみましょう。
「解説を一通り読んで終わり」
になっていませんか?

解説を読んで、
その場で理解するということはもちろん大切です。
しかし、その場だけの理解では意味がありませんよね。

私が生徒さんによくする話の一つは、
「間違ってもOK。その後は同じ間違いをしないように復習をしよう。」
ということです。

そのためには、
まず自分がどのような「間違い」をしたか
振り返る必要があります。
以下のように“ミスの分類” をしてみましょう。

○ケアレスミス(数字・符号の見落としなど)
○誤読・読み飛ばし
○知識不足
○手順の理解不足
○時間切れ
○実は分かっていたのに焦って選択肢を変えてしまった

こうして分類していくと、
自分がどこでつまずいているのかが、
はっきり見えるようになります。
すると、解き直しも“目的別”になります。

●知識不足なら単元別問題に戻る
●処理手順なら類題を数問だけ追加
●ケアレスなら解き方のクセを修正

改善の方向性が明確になることで、
効果的な復習ができ、得点アップにつながります。

________________________________________

③ “再現性のあるノート”を作っている

伸びる人にはもう一つ、
共通している行動があります。

それは
「同じミスを繰り返さないための仕組み」を作ること。
その代表例が、いわゆる“ミスノート”や、
自分だけの「得点UPノート」です。

復習の目的は、
学習したことを身につけることと、
同じ間違いを繰り返さないことです。

どの科目も、
「間違えた解き方」と
「正解できる解き方」を
見比べられるようにすること、
さらに
「間違えた理由」や
「正解するためのポイント」を
まとめることを強くおすすめします。

以下は、教科ごとのノートまとめポイントの一部です。参考になれば幸いです。

国語
○わからなかった漢字や語句を書き出し、メモ帳サイズのノートに書き出す
○古文は品詞分解をしてから現代語訳をする

英語
○わからなかった単語や熟語を書き出し、メモ帳サイズのノートに書き出す
○間違えた構文を書き出し、その例文を作る

数学
○考え方のパターンを列挙する
○過去問によく出てくる単元や問題の例を書き出す

理科
○頻出の実験や観察問題の手順や考察をまとめる

社会
○混同しやすい語句や仕組みをセットで整理

こういう記録を続けていると、
次に過去問を解いたときに
自分の弱点が地図のように見えるようになります。

これが“再現性のあるノート”です。

自分の引っかかりポイントが見えると、
次の1セットの過去問の伸びが一気に変わります。
この「改善サイクルが回る」ことこそ、過去問演習の醍醐味です。

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まとめ──過去問は“伸びる学習”に変えられる

過去問は、ただ解くだけでは成果に結びつきにくい教材です。

しかし、

時間配分 → ミス分類 → 弱点の可視化 → 改善

というプロセスで取り組むと、
短期間でも得点が上がりやすくなります。

冬は始まったばかりです。
まだまだ学力は伸びます。
これからの過去問演習を、ぜひ工夫してみてください。

個別指導Paletteは、
過去問演習のサポートに自信があります。

「どう進めるべきか迷っている」
「過去問の復習がうまくできない」

という場合は、相談だけでも良いのでお気軽にお問い合わせください。

 

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