大学入学共通テスト2026|出題傾向から見る効果的な勉強法(理・社)

ー受験生がこの冬に伸ばすべきポイントー

共通テストまで、いよいよ残り2か月半。
ここからは「本番の形式に合わせて得点につなげる学習」を意識し、演習量と内容の精度を高めていく段階です。

焦りや不安を感じやすい時期ですが、出題傾向を知り、学習の方向を定めることで、実力はまだまだ大きく伸びます。


共通テストの理科は、すべての科目で「考察力」や「読解力」が問われます。

単なる暗記ではなく、「なぜそうなるのか」を説明できる理解が得点につながります。

物理
エネルギー保存や等速円運動などの基本原理を、式の意味と結びつけて理することがポイント。誘導問題では「この式を使う理由」を言葉で説明できるように。

化学
溶液・酸化還元・電池などの量的関係を整理し、モル計算を正確に行う力が鍵。構造決定問題では、与えられたデータから官能基を推測する“推理の流れ”をつかみましょう。

生物
グラフや表を用いた実験考察問題が中心。軸の意味や関係性を言葉で説明できるように整理し、負のフィードバックなどは、因果を矢印でつなぐノートを作ることがおすすめ。

地学
出題分野が絞られているため、図表の読み方を重点的に。気象衛星画像やHR図、地震波の伝わり方など、典型図を繰り返し見て慣れておきましょう。


社会では、知識を「なぜそうなるのか」という理由と結びつけて覚えることが重要です。

資料・統計・グラフを素早く読み取り、因果の筋道をもとに判断する力が試されます。

地理
気候・地形・産業・人口などを関連づけて理解することがポイント。白地図に風向きや海流、産業の分布などを書き込みながら、現象の関係性を視覚化して勉強するのがおすすめ。

日本史・世界史
年号暗記も必要ですが、「原因→経過→結果」の流れを整理することも重要。史資料問題では、書き手の立場や時代背景を意識して読むと、選択肢を絞りやすくなります。

公民(公共、倫理、政治・経済)
新課程の「公共」は、「現代社会」を発展させた科目です。社会の課題を多面的に考え、資料やデータをもとに自分の考えを整理する力が求めらます。
倫理や政治・経済は、それぞれの思想や制度の仕組みを「仕組み→理由→影響」というように整理し、理解を深めましょう。特にグラフ問題では、名目・実質・比率などの指標を正確に説明できると安定します。


これからの期間で大切なのは、「新しい知識を増やす」よりも、これまでの学習を定着させることです。


〇 〜12月上旬:基礎と手順のテンプレ化

各科目の教科書・問題集を見直しながら、よく出る図表や資料をA4にまとめた「図鑑・統計カード」を作成。

1日15分でもいいので“思い出す練習”を声に出して行いましょう。

〇 〜1月上旬:時間感覚と弱点補強

共通テスト形式の問題を週1回、本番時間の8割で演習します。

間違えた問題は「なぜ間違えたか」を3語で書き出し、翌日にもう一度解く。これを習慣化できれば、精度が一気に上がります。

 試験直前1週間:仕上げと再現練習

理科は計算3問、社会は資料問題2題を朝の15分で。

迷った選択肢は「なぜ捨てたのか」を言葉にし、判断基準を明確にしておくと本番でぶれません。


  • 資料を読むのに時間がかかる
    → 先に設問を読んで“探す視点”を決めてから資料へ。
  • 用語は覚えているのに選べない
    → 理由や背景を一言添えて覚える。
  • 計算問題でミスが多い
    → 式・単位・桁の3点チェックを習慣に。
  • グラフで混乱する
    → 軸・単位・凡例・例外の4点を3秒で確認。

理科は“手順の再現性”
社会は“因果の整理力”

どちらも、知識を「知っている」で終わらせず、「時間内に活用できる状態」にすることが大切です。

残り2か月半。
やるべきことははっきりしているので、「行動あるのみ」です。

1日1日の積み重ねが、必ず本番の自信につながる冬になりますように。

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