成果を出す人の考え方とは?
「毎日ちゃんと勉強しているのに、思ったような点数が取れない」
そんな声を、これまでたくさん聞いてきました。
努力しているのに結果が出ない…
それはつらいことです。
しかし、その原因は「やる気が足りないから」ではありません。
実は、”勉強のしかた”にこそヒントがあるのです。
テストで結果を出している生徒さんは、
例外なく戦略的に勉強しています。
時間は1日24時間、誰にとっても平等です。
限られた時間の中で成果を上げるには、
「何を・いつ・どのように」やるかを考えて実行することが不可欠です。
今回は、成果につながる勉強法を「5つの戦略」としてご紹介します。
戦略①:ゴールから逆算する
テスト勉強の第一歩は、
いきなり机に向かうことではありません。
テスト範囲を確認し、残り日数を見て、そこから逆算して勉強計画を立てることが何より大切です。
例えば、残り10日間で5教科、各教科2単元ずつあるとすれば、1日あたりに必要な量が自然と見えてきます。
「今日は英語の文法と理科の計算問題」など、やるべきことが明確になれば、集中力も上がります。
戦略②:「インプット」より「アウトプット」を重視
多くの人が、
「とにかくノートや教科書を読んで覚えよう」とします。
しかし、それだけではテスト本番で思い出せないことがよくあります。
なぜなら、記憶は「思い出す練習」をすることで定着するからです。
おすすめなのは、
問題演習、自作の一問一答、友達とのクイズ形式などです。
インプット(読む・覚える)とアウトプット(解く・話す)のバランスを取りながら、知識を“使える形”にしていきましょう。
私自身は、テストの1週間前までにはインプットを完了させ、テストまでの1週間はとにかくアウトプットをして抜けがないかをチェックしていました。
誰かと一緒よりも、一人で勉強するほうが好きだったので、ひたすら自室で暗記事項を音読し、声に出しながら書き連ね、覚えたことをまた書き連ね、ということを繰り返していました。
自室はいつも紙ごみの山となっていましたが、今となっては良い思い出でです。
インプットの代表的な方法は「語呂合わせ」です。
私は日本史が好きだったので、語呂合わせはよく利用しました。
他にも、セットで覚えたいものはそのセットごとに色分けをして覚えたり、グループで覚えたいものはそれぞれの用語の頭文字を利用したりしていました。
工夫してインプットをすると、
アウトプットも効率よくできます。
よく「引き出しが多いほうがいい」と言いますが、それは半分合っていて半分間違いです。引き出しがたくさんあっても、しまいっぱなしでは意味がないからです。
「引き出しから必要なものを必要なときに、効率よく引き出すことができる」
これがアウトプットの極意だと考えます。
戦略③:「できないこと」を早く見つけて解決する
テスト勉強は、
「苦手探しの旅」でもあります。
得意なところは、テスト直前に見直しをすれば大丈夫です。
大切なのは、
「まだできていないところ」
「わかったつもりのまま放置しているところ」
を早く見つけて解決することです。
手前味噌ですが、それをサポートすることが個別指導Paletteはとても得意です。
早めに問題演習に取り組み、
「できた」「できなかった」を明確に記録していきましょう。
わからなかったけれど、調べたり教えてもらったりしてわかるようになった問題は、日をおいてもう一度挑戦することで、本当に理解できたかどうかを確認することができます。
戦略④:「見直し時間」をスケジュールに組み込む
テスト勉強の計画を立てるとき、
多くの人が「覚える」時間だけで手一杯になりがちです。
しかし、人間は忘れる生き物です。
覚えたことを定着させるには、
何度も思い出す=復習の時間
を意識的に確保する必要があります。
例えば、
「1回目の勉強から2日後に見直し、さらにテスト前日にもう一度確認」
というように、
「繰り返し」が自然に組み込まれた計画にすると、記憶の定着率がぐっと上がります。テストの前に自分でテストをするイメージです。
戦略⑤:体調・集中力も「戦略」のうち!
さて、どんなに良い計画を立てて一生懸命勉強しても、体調を崩してしまったら台無しです。
遅くまで起きて勉強した翌日は集中力が落ちる、そんな経験はありませんか?
勉強の“質”を高めるためには、
十分な睡眠、適度な休憩、気分転換も「勉強の一部」と考えましょう。
個人差はありますが、
十分な睡眠時間は最低7時間程度だと思います。
集中が切れたら軽く体を動かしましょう。
特におすすめなのは散歩です。歩くことで記憶を整理することができます。
リラックスするために好きな音楽を聴くのもいいですし、お風呂にゆっくり浸かるのもいいですね。
でも、ダラダラしすぎないように。カフェインの摂りすぎにも注意しましょう。
おわりに:やみくもに頑張る前に、まず「地図を広げよう」
テスト勉強は「量より質」、
そして「勢いより戦略」です。
がむしゃらに頑張ることもときには大切ですが、まずは地図を広げて、道筋を考えてみましょう。そのひと手間が、結果に大きな差を生みます。
努力は裏切りません。しかし、「正しい方向と方法での努力」が大切なのです。
今週の勉強、まずは地図を広げてみませんか?
