夏休みも終盤に入り、前期期末テストが近づいてきました。
西中学校3年生の前期期末テストは、9月14日(月)~16日(水)に実施される予定です。
中学3年生にとって、前期期末テストはとても大切なテストです。
定期テストの勉強をしっかり進めたい。一方で、高校受験に向けた勉強も進めていかなければならない。
「何から手をつければいいんだろう」と感じている人もいるのではないでしょうか。
今回は、これまでの西中3年生の前期期末テストも参考にしながら、今年の試験範囲表に書かれている内容を、「実際にどんな勉強をすればいいのか」というところまで具体的にして、5教科それぞれまとめてみます。
前期期末テストに向けて対策授業を受けたい方は、前期期末テスト対策授業もご覧ください。
英語|「読む・聞く・書く」を、実際に使える状態にしておこう
英語の試験範囲には、特定のページや単元ではなく、「聞くこと」「読むこと」「書くこと」について、どのような力が必要なのかが示されています。
「これまでの授業で培った力を総動員しましょう」と言われても、少し抽象的に感じる人もいるかもしれません。
では、具体的に何をすればいいのでしょうか。
これまでの西中3年生のテスト問題を見ると、単語や文法を覚えるだけではなく、英文を読んで必要な情報を見つけたり、複数の情報から条件に合うものを判断したり、習った表現を使って英文を書いたりする力が求められています。
英文を読むときには、
・誰が・いつ・どこで・何をしたのか
・なぜそうしたのか
・文章全体で何を伝えているのか
・答えの根拠になる情報はどこにあるのか
を意識してみましょう。
そして、テスト勉強に限らずおすすめしたいのが音読です。
英語は目で読むだけでなく、声に出して読む、自分の声を聞く、そして書く。できるだけ多くの感覚を使って学習することで、単語や英文の定着にもつながります。
英文の音やリズムに慣れることは、リスニングの練習にもなります。
教科書や授業で扱った英文は、「意味がわかる」で終わらせず、読める・聞ける・書けるところまで繰り返してみましょう。
授業中に自分で書いた英文がある人は、答えを見ずにもう一度書いてみるのもおすすめです。
数学|まずは計算問題を確実に取ろう
数学でまず大切にしてほしいのは、計算問題を確実に得点することです。
解き方はわかっていたのに、符号を間違えた。途中の計算でミスをした。
それで点を落としてしまうのは、とてももったいないことです。
計算力は、テスト直前にまとめて練習すれば身につくものではありません。
最低でも1日10問、計算問題を解きましょう。
そして、時間を意識することも大切です。
10問なら15分以内を目安に。少し難しい問題が多くても、20分以内には終わらせるつもりで取り組んでみましょう。
テストでは、計算問題だけに時間をかけることはできません。後半の問題を考える時間を残すためにも、基本的な計算は正確に、そしてできるだけ速く処理する力が必要です。
最初から速さだけを求めて雑に解くのではなく、まず正確に解く。そのうえで時間を計り、少しずつスピードを上げていきましょう。
10問なら毎日取り組んでも、それほど長い時間はかかりません。
毎日10問を、時間を計って解く。
この積み重ねが、計算の正確さとスピードの両方につながります。
もちろん、計算だけではありません。
問題演習では、
解説を読めばわかる
↓
解説を見ずに解ける
↓
数日後にもう一度出されても解ける
というところまで仕上げることが大切です。
さらに範囲表には、これまでに学習した内容からも、公立高校入試を意識した内容を10点分出題することが示されています。
3年生で現在学習しているところだけではなく、1・2年生の内容も忘れてはいけません。
定期テスト対策をしながら、これまでの苦手なところも少しずつ復習していきましょう。
国語|主語・述語を意識しながら音読しよう
国語でも、テスト前だけではなく普段から取り入れてほしいのが音読です。
ただ声に出して読むだけではありません。
「この文の主語は何だろう」
「述語はどれだろう」
そんなことを意識しながら読んでみてください。
文章が長くなっても、「誰が・何をした」「何が・どうなのか」という文の骨組みをつかみやすくなります。
教科書本文についても、ただ何度も読むだけではなく、
・誰の言葉なのか
・人物の気持ちはどこで変化したのか
・指示語は何を指しているのか
・なぜこの表現が使われているのか
・筆者・作者は何を伝えようとしているのか
などを考えながら読んでみましょう。
答えの根拠を本文から探す習慣をつけることも大切です。
そして、漢字はしっかり得点源にしたいところです。
学校の漢字ワークは、ただ1周して終わりでは不十分です。
「一度書けた」ではなく、いつ出されても書ける状態まで繰り返しましょう。
以前個別指導Paletteで、学校の漢字ワークを使って週1回小テストを続けていた生徒がいました。
その生徒は、定期テストの漢字問題で9割以上得点できていました。
特別な教材を増やさなくても大丈夫です。
学校の漢字ワークを繰り返して、書けない漢字を一つずつ減らしていきましょう。
理科|用語を覚えて終わりにしない
理科では、まず重要な用語や基本事項を覚えることが必要です。
でも、そこで終わりではありません。
名称を答えられる
↓
そのはたらきや意味を説明できる
↓
図や実験結果を見ても判断できる
↓
なぜその結果になるのか説明できる
というところまで理解できると、問題の聞かれ方が変わっても対応しやすくなります。
特に今回の化学分野では、教科書やワークに出てくるイオンの化学式と化学反応式は、確実に覚えておきましょう。
「見ればわかる」ではなく、何も見ずに自分で書ける状態にしておくことが大切です。
そして、もう一つ大切なのが中和のしくみです。
酸とアルカリを混ぜたときに何が起こっているのか、模式図を見て、
「どのイオンが残っているのか・反応してなくなったのか」
「どのイオンとどのイオンが反応したのか」
「中和の前・途中・後で、溶液中にどのイオンが存在しているのか」
を判断できるようにしておきましょう。
模式図を丸暗記するのではなく、図を見て中和の様子を説明できるところまで理解しておくこと。
ここは今回のテストに向けて、しっかり練習しておきたいところです。
もちろん、ほかの分野でも図・表・グラフ・実験については、答えだけを覚えるのではなく、
「この実験では何を調べているのか」
「この結果から何がわかるのか」
を説明できるか確認してみましょう。
問題を間違えたら、答えを写して終わりにしないこと。
教科書や授業プリントに戻って、なぜ間違えたのかを確認してから、もう一度自分で解くところまでやってみましょう。
社会|用語だけでなく「意味」と「つながり」まで
社会では、まず重要な用語を正確に覚えることが基本です。
ただし、公民では用語だけを丸暗記していると、少し聞かれ方が変わっただけで答えられなくなることがあります。
「この言葉はどういう意味?」
と聞かれたときに、自分の言葉で簡単に説明できるか確認してみましょう。
また、西中3年生の前期期末テストでは、グラフや表、図などの資料を使った問題も出題されています。
たとえば、ICT機器の保有率や平均寿命・合計特殊出生率などの資料です。
一方、教科書にも情報化、少子高齢化、グローバル化、選挙のしくみなどについて、さまざまなグラフや図が掲載されています。
ここで大切なのは、教科書の資料をそのまま暗記することではありません。
何を表している資料なのか
↓
どこを見ると特徴がわかるのか
↓
そこから何が読み取れるのか
という順番で考える習慣をつけておきましょう。
これまでの問題を見ると、教科書で学習した内容をもとにしながら、資料から必要な情報を読み取って考える力も必要です。
そのため、教科書で見た資料とまったく同じものが出ることを前提に覚えるのではなく、別の資料が出ても読み取れるようにしておくことが大切です。
選択問題についても、正解だけ覚えるのではなく、
「なぜほかの選択肢ではないのか」
まで説明できるようになると、理解が一段深くなります。
用語を覚えるだけではなく、用語の意味と資料の内容をつなげて理解することを意識してみましょう。
ワークは最低3周。「間違い直し」が一番大切
5教科に共通して、テスト前にぜひやってほしいことがあります。
それは、学校のワークを最低3周することです。
ただし、同じ問題を何となく3回解けばいいわけではありません。
1周目|できる問題とできない問題を見つける
まずは自分の力で解きます。
ここで大切なのは、できる問題とできない問題を見つけることです。
間違えた問題や、たまたま正解したけれど自信がない問題には印をつけておきましょう。
2周目|間違えた問題を中心に解き直す
1周目で間違えた問題を中心に解き直します。
答えや解説を読んで「わかった」と思っても、まだ自分で解けるようになったとは限りません。
何も見ずに正解できるか確認しましょう。
3周目|いつ出されても解ける状態にする
もう一度間違えた問題や、まだ自信のない問題を解きます。
テストで同じような問題が出たときに、自分の力で解けるところまで仕上げます。
そして、3周すること以上に大切なのが、間違いをそのままにしないことです。
丸つけをして、赤ペンで正しい答えを書いて終わり。
それでは、できなかった問題ができるようになったわけではありません。
「なぜ間違えたんだろう」
「何がわかっていなかったんだろう」
「もう一度出されたら解けるかな」
そこまで確認して、もう一度解いてみてください。
間違い直しこそ、成績アップへの道です。
個別指導Paletteでは、一人ひとりの理解度に合わせた定期テスト対策授業を行っています。
前期期末テストに向けて、今できること
テスト勉強で大切なのは、
「今日は3時間勉強した」
「ワークを20ページ進めた」
ということだけではありません。
昨日できなかった問題が、今日はできるようになった。
その積み重ねが点数につながります。
中学3年生の夏以降は、定期テスト対策と高校受験の勉強が重なり、やることが一気に増えていきます。
だからこそ、一度に全部やろうとするのではなく、今日やることを決めて、一つずつ進めていきましょう。
前期期末テストまでの時間をどう使うかで、まだまだ結果は変わります。
「やった」で終わらせず、「できる」まで。
一つでも多く「できる」を増やして、前期期末テストに臨んでほしいと思います。
テスト1週間前になったら、定期テスト直前の対策法も参考にしてみてください。
なかなか勉強に集中できない人は、集中力を高める3つのヒントも参考にしてみてください。
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